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DVD『カバラ的教示画の図像学』

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vol.9
2021年6月22日(火) 17:00-20:00

vol.8
2021年4月10日(土) 17:00-20:00

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2020年12月12日(土) 18:00-21:00

vol.6
2020年9月22日(火祝) 15:00-18:00

vol.5
2020年6月21日(日) 15:00-18:00

vol.4
2020年3月22日(日) 15:00-18:00

vol.3
2020年1月19日(日) 15:00-18:00

vol.2
2020年9月22日(日)15〜18時

vol.1
2020年6月16日(日)15〜18時



シュヴァルツヴァルトの北部、湧水の豊かな谷間の小村バート・タイナッハの簡素な教会に、バロック様式の翼付き祭壇画「ヴュルテンべルク王女アントニアのカバラ的教示画」はある。この教示画に秘匿された思想を、その成立の歴史的背景を辿りながら、図像細部の分析を通じて明らかにしていく。錬金術とルネサンス・オカルト哲学に多大の関心を寄せたフリードリヒⅠ世を祖父とし、J・V・アンドレーエが牧師として仕えた宮廷に育ったアントニア王女の周辺には、カバラの研究に専心するプロテスタント神学者の小サークルが形成されていた。この薔薇十字の理念は、王女のキリスト教カバラのサークルに継承され、教会制度によらない個人の霊性研鑽と、これを導く「全世界体系」たるマンダラ的図像への観想的没入をめざす「カバラ的教示画」は、敬虔主義の先駆とも見なせるこの土壌から花開いた。
『バロックの神秘』エルンスト・ハルニッシュフェガー 松本夏樹訳(工作舎1993年)より抜粋



講師:
松本夏樹(まつもと・なつき)
映像文化史家。ドイツ、シュトゥットガルト市のクリステンゲマインシャフト神学単科大学に学ぶ。帰国後は翻訳、著述、講演等に従事する。現在、武蔵野美術大学・立命館大学非常勤講師として美術及び映像文化史を講じると共に、収集した内外の幻燈とそのスライド、手回し映写機とその映画フィルムの上映、講演活動を行っている。

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